生物学・科学に関する雑感。

書籍の紹介が中心です


2012年05月20日

太陽を曳く馬

太陽を曳く馬〈上〉 [単行本] / 高村 薫 (著); 新潮社 (刊)

仏教教理問答でたびたび言及されていて、読まずにはいられなかった作品。

村薫氏の小説は初めて読んだのですが、その重厚さと、芸術や宗教に関する深い思弁を惜しみなくサスペンス仕立てにしてしまう気前の良さにただ感心しました。僧侶の交通事故をめぐって刑事と僧侶たちの間で繰り広げられる対話と駆け引きの中で、登場人物それぞれの宗教観、芸術観を語らせるという形をとりながら、それが著者による宗教批評になっているという趣向です。
posted by シロハラクイナ at 15:22| シカゴ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍(文芸・人文社会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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