生物学・科学に関する雑感。

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2010年07月26日

Phenotypic robustness conferred by apparently redundant transcriptional enhancers.

Phenotypic robustness conferred by apparently redundant transcriptional enhancers.
Frankel N, Davis GK, Vargas D, Wang S, Payre F, Stern DL.
Nature. 2010 Jul 22;466(7305):490-3. Epub 2010 May 30.

DS研から、リダンダントなエンハンサーは表現型のロバストネスを高める働きがある、という論文。

内容はいたってシンプルで、shavenbaby遺伝子から、従来のエンハンサーと重複した働きを持つ新たなエンハンサーを同定し(いわゆるシャドウエンハンサー)、そのエンハンサー領域を欠失させると、通常の生育温度では影響が少ないものの、極端な生育温度だとトライコーム(細かい毛のような突起物)の数が減少することを示しています。

つまり、重複したエンハンサーの機能として、形質のロバストさを担っている、というわけで、まぁこれは別の誰かも言っていたことなのですが、こちらが先に論文になった、というわけで。
posted by シロハラクイナ at 11:55| シカゴ ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 論文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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