アマゾンのマーケットプレイスから実家に届けてもらい、帰りの機内にて読了。タイトルのとおり複雑系の入門書ですが、とてもわかりやすく書かれています。著者の略歴を見ると、20台前半で、この本を書かれたようです(!)。
自分にとって重要と思われたのは「構成的手法」という概念。工学から持ち込まれた考え方ですが、実際に作りながらメカニズムを解いていく方法ですね。この言葉の本来の意味からずれるかもしれませんが、これをシミュレーションやモデルに限らず、現実の実験で行うことができれば、メカニズムを本当の意味で理解したと言えそうです。
具体的には、ハエの体色を思うがままにデザインすることができれば、体色形成のメカニズムを完全に理解したと言えるでしょう。そう遠くない未来にできると思っています。
全く話はかわりますが、誰もが気になる郡司ペギオ幸夫先生の名前の由来についても記述がありました。以下、引用です。
「ちなみに、「ペギオ」というのは、大方の予想に反して、宗教上のものではない。実は自分の子供につける名前を考えていたとき、ふと思い浮かんだ「ペギオ」という名前が気に入ってしまい、ここ5年ほどそう名乗っているという。一度見たら忘れられないインパクトの強い名前も、まさに無根拠に使われているだけにすぎないようである。」
ちなみに、ペンギンにちなんでいるとの噂も聞いたので、ちょっと調べてみると、茂木先生の日記で言及されていました。しかしブログだというのにすごいクオリティだ…。
茂木健一郎 クオリア日記:友情
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