生物学・科学に関する雑感。

書籍の紹介が中心です


2009年07月01日

1Q84

1Q84 BOOK 1 (単行本)
村上 春樹 (著)
単行本: 554ページ
出版社: 新潮社 (2009/5/29)
ISBN-10: 4103534222
ISBN-13: 978-4103534228



空前のベストセラーですから、お祭り気分で読んでみるのもよいかと。

「ねじまき鳥クロニクル」以降、歴史や宗教などの社会派テーマを取り入れるようになった村上作品ですが、今回は、満洲から引き揚げてきた主人公の父の半生、安保闘争に挫折した人間の行き場所、新興宗教と社会とのかかわりなどをストーリーに絡めようとしています。

重要な登場人物である「ふかえり」と、その影響を受けた人たちの精神世界があまりにもファンタジーなので、それをリアルなものとして受け止められるかどうかで、評価が分かれてしまいそうです。私は、社会派の部分と、ファンタジーの部分がうまく混ざり合っていないように感じました。やはり「ねじまき鳥」が最高傑作だと思います。




posted by シロハラクイナ at 06:00| シカゴ ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍(文芸・人文社会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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